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前の日からコースを練って、今日は都内の展覧会巡り。
朝から色々準備していると、最近ひとりでトイレに入るようなった息子のギャーッ!という叫び声。
見ると、ウォシュレットをいじったらしく、トイレの中が壁も床もびちょびちょ。息子を見ると、背中に命中した跡が派手にあり、下着まで染みて、髪の毛まで濡れていた。惨状に驚いて泣き叫ぶ息子。失礼にも、母はしばらく笑ってしまった。写真、撮っておけばよかったな。
急いで全取っ替えして、家を出る。
幼稚園から急いで駅へ行こうとしたら、先生が「先日ハルくんがお休みした、お餅つき会のお餅、とってありますから、ちょっと待ってて下さい」と走って行った。猛ダッシュで戻ってきて、ビニール袋に入った凍ったお餅ふたつ、手渡してくれた。「たにかわはるひこ」と書かれたビニール袋を手にして、このまま駅に行こうと思っていたのに、どうしたものかと考えて、結局マンションに戻り、ダイヤルロックの一階ポストに餅を隠して、仕切り直して出発。

まず、新宿伊勢丹で松本さんの個展へ。ヘレンドのカップ&ソーサーは大好きだけど、それ以外にもカップ&ソーサーシリーズが沢山あり、それに対に写真パネルでモデルのカップ&ソーサーが紹介されていて、百貨店側の熱意の程が伝わりました。画廊では、こうはしてくれない。
久しぶりの都心の百貨店。しかも年末ともなると、楽しいもの一杯。でもここでつまづいてしまうと、後が見られなくなってしまいそうなので、携帯の時計を気にしながら、場所を表参道のHBギャラリー、凸凹展へ。
芳野さんにお話を伺いながら、堪能。版を重ねる、という事に、最近興味の重点があるので、芳野さんの作品には、とても刺激を受けました。
アンドーヒロミちゃんの、線だけの作品は、とても新鮮だった。
楯川さんの「デコイ」という作品が、穏やかで、柔らかく入り込む陽射しが作品全体を包んでいて、とてもよかった。
帰り際、入れ違いになった楯川さんに、表参道の山陽書店さんでの、髙橋和枝さんの展示が素晴らしいから、と情報を得て、急遽、山陽書店へ。陽射しの差し込む展示室に、シンプルなスケッチのようなイラスト。本になるまでのラフスケッチも、クリップで留めて置いてあり、思うところの沢山、沢山ある展示。シンプルでさりげないスケッチから、愛おしい大切な毎日が丁寧に切り取られていて、ジンワリ来てしまった。見ておいてよかった。勢いで、本も購入。時間が経つのも忘れる。
それから徒歩で行こうと思っていたギャラリーハウスMAYAへ、贅沢にも電車で向かう。佐々木吾郎さんの水彩画展。ベテランで活躍され続けている方の展示は、やはり見応えがある。嫌味のない水彩作品なので、佐々木吾郎みたいな人、が、後から後から出てきてもおかしくないのに、結局佐々木さんしかいない。MAYA2にも作品があり、テーブルの上に佐々木さんの歴代スケッチ手帳がおいてあった。日記でもあり、そのままでコラージュ作品のようであり、制作メモでもあり、アイデア帳でもあり。こんな脳の一部のようなものまで公開して頂いて、いいのですか、という程の貴重で価値ある展示だった。絵がすぐ描きたくなる、良い刺激の塊。
ここでお昼を取るか悩みつつ、場所を移してからの方がロスが少ない、と思い、銀座線で京橋へ。今日が初日の個展ふたつ。
まず、Oギャラリーにて、そめやまゆみ展。2人のお子さんを持つママだけど、数年前に版画制作を復活させて、その後初の個展。素晴らしい。
昔の作品よりドッシリしていて、格好つけたり、斜に構えたりしてなくて、何より版画を楽しんでいるのが、とても伝わる。こういう風になりたいなぁ、と思った。本当に素敵。もっとゆっくり眺めたかったけど、勿体ないけど、後にする。会場でカチョとA子ちゃんの、スプーン兄弟に遭遇。
最後にT-BOXギャラリーにて、古い友人、長野順子さんの個展。
毎年幾つかの画廊が、長野さんの作品で共同で作っている、カレンダーの原画展。なんの心配もなく見られる作品。技術が丁寧で細かい。本人は不在だと思っていたら、奥から出てきて、ついつい喋ってしまう。
まぁ、立話もなんだから、と途中で椅子を勧められたとこで、しまった、と時計を確認、失礼する事に。隣で展示していた木版画の方も面白いよ、と勧められ、そちらは覗いていく。上川愛さんという作家さん。多分、若い方なのだと思う。とてもユニークで可愛く、でもデザイン的で洗練されている。色もカタチも好み。刷りの技術もキチンとある方なのが、良くわかる。これだけ、木版画で表現できたら、自由で楽しいだろうなぁ、と思った。まだまだ不自由な私は、もっともっと版画で遊びたいなあ、遊び足りないなぁ、と思った。
時計を見ると、もう3時を回っている。慌ててお暇して駅へ。途中、長野さんのカレンダーを購入し忘れた事に気付く。折角行ったのに。慌ただしくていけない。
お腹が空き切っていたけど、駅へ向かう。お昼を食べつつ、佐々木さんの所で受けた刺激で、ちょっとラフでもする時間を取ろうと、幸福な空想をしていたけれど、敢え無く。
キヨスクでおからクッキーなるものを購入して、電車に乗りこむ。うつらうつらしながら電車に揺られ、夕焼けがキリッと空に冴える頃、地元に。駐車場からそのまま息子のお迎え。幼稚園に着く頃にはとっぷりと暮れていた。予定の時間より一時間近く遅くなり、帰り道、「プリン組(延長保育)は、ちょびっとだけって言ってなかったっけ?」と息子から苦言。ごめんねえ、お金も稼いで来ないのにねぇ。
帰ってから、ポストに隠したお餅でお汁粉を作って、息子と食べた。
by studio_hirune | 2012-12-10 22:38 | 日記
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たかのゆり作 柿崎かずみ 画 文芸社 刊
カバーデザイン 福島未紀

今年の夏いっぱい、お仕事させて頂いていた絵本が、よいよ発売になります。
福島で被災した著者の、故郷への思いの詰まった絵本です。
お店などで見かけたら、是非手にとってみてください。

自分に出来る、表現したい事と、相手から、自分に求められている部分を、
いかに擦り合わせて、自分も先様も納得の出来る作品に持って行くか、という事をとても学ばさせて頂きました。
限られた時間の中で、絵本という、一冊の中で、当たり前とはいえ、イメージが一貫していなければならないものを仕上げるのは、今の私には、中々大変でした。全てにおいて、まだ私には一貫したものが無いのかも知れません。
思っている以上に、自分が力不足である事、それでも出来うる限りを尽くす事など、とても有意義で勉強になりました。

関係者皆様に感謝致します。
by studio_hirune | 2012-12-08 22:32 | おしらせ
有楽町フォーラムより、先ごろグループ展で展示させて頂いていた作品を、年末にかけて少し残したいという、ありがたいご連絡を頂きました。

引き続き、売場スペースの方で、会期など特に設けずに、展示販売をして下さるそうです。

ついでの時にでも、覗いて下さると嬉しいです。
by studio_hirune | 2012-12-03 07:20 | おしらせ