今日は午前中、最終日だったデイヴィッド・ホックニー展へ、町田まで行ってきた。マルッと忘れていたのだけど、友人の投稿で思い出し、諦めていたけど、無理して行ってみて、よかった!
銅版画を始めた頃、煮詰まると教科書のようにめくっていた、懐かしい画集の作品が、目の前に並んでいた。版画を始めた頃は、下絵をかっちり考えて、そのイメージと版で作られた物が、どんどん離れてしまう事に、戸惑っていた。
改めて見る版画作品は、画面の取捨選択が素晴らしくて、版画の良さをパッといとも簡単に見せてくれているよう。あの作品に漂う、スピード感、だけど色褪せない感じって、どうすれば。。
線にも色々あって、銅版だけでも、技法によって、全くテクスチャーの違った線が、ただの1本の線が、色々使い分けられていて、線だけでも、こんなに出来る、線を更に立体的に印象深く使う事が出来る、と改めて学ばせてもらった。
紙も意外とフラットなのがお好みなんだな、と自分と好みが近い気がして嬉しかったり。
タイラーの版画工房の本も良かったけど、初めの頃の、窓と椅子の版画が使われていた、文字の大き目の、大きな本、カッコよかったー。 「ホテル アカトラン 2週間後」の大作を堪能出来たのが、本当に良かった。
色々思い出したりして、久しぶりに脳みそに血が巡った気がした。
とても記しきれないや。
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by studio_hirune
| 2016-11-24 07:40
| 日記