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11/23 2016 ディヴィット・ホックニー展_a0207763_07462978.jpg


今日は午前中、最終日だったデイヴィッド・ホックニー展へ、町田まで行ってきた。マルッと忘れていたのだけど、友人の投稿で思い出し、諦めていたけど、無理して行ってみて、よかった!

銅版画を始めた頃、煮詰まると教科書のようにめくっていた、懐かしい画集の作品が、目の前に並んでいた。版画を始めた頃は、下絵をかっちり考えて、そのイメージと版で作られた物が、どんどん離れてしまう事に、戸惑っていた。
改めて見る版画作品は、画面の取捨選択が素晴らしくて、版画の良さをパッといとも簡単に見せてくれているよう。あの作品に漂う、スピード感、だけど色褪せない感じって、どうすれば。。
線にも色々あって、銅版だけでも、技法によって、全くテクスチャーの違った線が、ただの1本の線が、色々使い分けられていて、線だけでも、こんなに出来る、線を更に立体的に印象深く使う事が出来る、と改めて学ばせてもらった。

紙も意外とフラットなのがお好みなんだな、と自分と好みが近い気がして嬉しかったり。

タイラーの版画工房の本も良かったけど、初めの頃の、窓と椅子の版画が使われていた、文字の大き目の、大きな本、カッコよかったー。 「ホテル アカトラン 2週間後」の大作を堪能出来たのが、本当に良かった。
色々思い出したりして、久しぶりに脳みそに血が巡った気がした。
とても記しきれないや。
# by studio_hirune | 2016-11-24 07:40 | 日記
初めのララを求めて、白い犬ばかり、何匹も飼ったおばさんと、6匹のララの物語です。

絵本が発売になりました。_a0207763_16021700.jpg


絵本が発売になりました。_a0207763_16022054.jpg


「六番目のララ」

秋國みどり 文
柿﨑かずみ 絵

文芸社 刊

# by studio_hirune | 2016-10-09 15:52 | おしらせ
ずっと後回しになっていた案件。プレス機のチョビっとカスタマイズ。
新日本造形などのプレス機を製造している「SATAKE機械製造」さんが、実はさいたま市にあり、我が家から車で20分程の、埼玉的感覚では「近く」にあるのです。埼玉に住んでて良かった、と思う事の1つ。
上は、結婚する時に、「元から私の持ち物ですけど?」と後から反対されたり、迷惑がられたりせず、涼しい顔して運び込んでやろう、と大急ぎで買った、文房堂の小プレス機。圧を〆る所が、バーで無く、握りの為、私の力では、満足な圧の所まで締められず、最近は出番が無くなっていた。でも、この子が使える状態で、近くにあると、私はとても安心するのです。WSなどの時にも使えるし、この先、老後なんて、意外とこの子が主役になるかも知れない。。と言うことで、握りをバーに変更。
下のは、今メインで使っている、リン版画工房のプレス機のハンドル。こちらの製造はSATAKE機械さん。リン版画工房に問合せて、SATAKE機械さんに辿り着けました。お世話様でした。
リン版画工房のプレス機は、自重を軽くする事に腐心された設計で、とても良く出来ているのですが、女の私には、機体の自重が軽い分、少々回すのに苦労するのです。
多色刷りのエディション、となると、かなり萎えるので、少しでも軽く回せないか、とハンドルを少し長くして貰う、猿知恵作戦。
出来上がりは1週間後だそう。
思惑通り、使いやすくなるといいなぁ。

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# by studio_hirune | 2016-09-29 16:00 | 日記
自分の制作でいっぱいいっぱいで、告知が遅れましたが、今月は2つのグループ展に参加致します。


展覧会のお知らせ_a0207763_16183942.jpg


版画作家7人「MIX!」展

ひとつは、3月にも展覧会に参加させて頂いた、下北沢ギャラリーHANAでの展示です。
HANAさんから版画家さんの展示を、と、お話頂いて、私の好きな版画家さん達に声をかけて、実現しました。とても有り難い事です。
私自身、とても楽しみにしている展示です。


展覧会のお知らせ_a0207763_16184017.jpg


もう一つは、急遽決まった展示で、期間が全く被ってしまっているのですが、いつもお世話になっている、京橋ギャラリーT-BOXでの、「まだまだ続く今週のxxxx」です。
こちらは人知れず、二年前から続いてる、4人の作家が、毎週一作新作を展示する、という画廊企画の中間発表になります。
私の作品もno.60を超えました。何店かは売れましたが、50点位は展示されると思います。
中々日の目を見ないので、ぜひこの機会にご高覧下さい。


# by studio_hirune | 2016-09-06 15:57 | おしらせ


お話いただいた時は、内容も面白いし、息子も喜びそう!と張り切ったのですが、この仕事や、仕事以外でもイレギュラーな事が次々起こり、普通に作業するのが、こんなに大変なのか⁈と、諸々悩んだ日々でありました。最初のワクワクから、苦しんでやっと上げた記憶しか残ってませんが、仕事として受けた以上は!と気を引き締め、他の事と並行させながら仕事を進める、とてもいい勉強になりました。
出来上がりを見返すと、いつも反省ばかりですが、自分の子供が喜んでくれる仕事、というこの上ない幸せを貰いました。
「にんじゃのすきゃしょうさん」

森田 文 作  柿﨑 かずみ 絵
文芸社 刊
# by studio_hirune | 2016-09-06 15:56